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バイク用ビルトインガレージを造るぞ! 第1章(計画)

まえおき (2008-04-01) (2008-04-28 Update!)

諸般の事情で家を建てる事になってしまい,この際だから最上級の盆栽アイテム(ブレンボ? オーリンズ? マルケジーニ? そんなちゃちなものと比べないでくれ...と強がるが,庶民流で進行する予定)である『ビルトインガレージ』を造ってしまおうと計画がスタートした...

ビルトインガレージ関連画像01基本プラン では,まずは基本プランの提示から...
『おい,一体どこにガレージがあるんや?!』となるが,これが基本プラン。なぜかと言うと,『この時点ではガレージの必要性をすっかり忘れてた』ということだ。予定以上に立派な(金額の)土地に決めてしまったので,生活に必要な間取りしか頭に浮かばなくて作成したのがこのプランだ。そう,プラン作成は全てTakach本人。だって,工務店担当者にイメージだけ伝えて考えてもらったものにダメ出ししながら進めていくより,自分で考えた(それなりに納得/妥協した)ものをぶつけた方が速いペースで進行するはず。 で,見積もりが出てくる段階になって,

  1. そういや,バイク(CBR1000RR)とかチャリはどこにおいたらいいんだ?...
  2. そういや,金属露出の少ないプラスチックでできたみたいな(=光り物パーツの付いてない=世間的には安っぽいよなぁ?)CBR1000RRとはいえ,カバーだけの屋外放置で,アルミに粉が吹きかけてるし...
    (2008-04-26追記 左下画像参照:ただバイク用カバーがこの状態...これではちょっと...)
  3. そうそう,怪しい天気の中でタイヤ交換して付け間違えたこともあったよな...
  4. そうそう,今は昼間しか作業できないし...夜中でもカウルばらしたり,ホイール外したり,フォークばらしたり...やりたい事はいっぱいあるよなぁ...
    (2008-04-28追記 右下画像参照:ガレージがないとこんな状態が続くことも...フロント周りをバラしたままでの放置プレイだ)
  5. そうそう,いつもの駐輪場所で車に当てられて(?)転けてた事もあったよな...
  6. だいたい,バイクが防水仕様になってるとは思えないんだが...雨中走行でとんでもないことになったよな(これは自業自得?)
  7. あかん,今度の家は街のど真ん中(県庁とか繁華街までママチャリで10分程度),いたずら/盗難防止もまじめに考えないと...
限界のバイクカバー フロント周りのないCBR1000RR

と,基本プランから生活を犠牲にしてでも(『却下!』の声がすぐさま飛んでくる)ガレージを考慮しなければならないことに気付いた。こうなりゃ,当然『ビルトインガレージだよなぁ』。さぁ,一からプランの練り直しだ。

基本プランも見る人によったら「全然ダメ」なんて言われそうだが,それはそれ,ウチの生活スタイルだとこうなるわけよ。大体,根が庶民だから突飛な発想は受け付けがたい(ゆとりのある空間=無駄スペース,だ)。

で,これ以降はビルトインガレージ関連項目だけに絞り込んで紹介していくことにする。(だって,いわゆる「建築日誌」なんてのは面倒だし,完成間取りを世間に向けて公開するほどの根性もないし)

ビルトインガレージ基本仕様 (2008-04-01)

さて,問題はどんなものにするかなんだが,ポイントを列記してみよう。

このくらいかなぁ。

プランニング (2008-04-06)

さて,プラン作成を始めなくては...と,さくさくできたのが以下の2プラン。ただし,どちらもボツになったヤツだが。

ビルトインガレージ関連画像02没プラン1 ビルトインガレージ関連画像03没プラン2
左側プラン:北西ガレージ+西入玄関
日常的な車の使用を考えると家の南側にある駐車スペースから玄関にたどり着くためには道路際(というか殆ど道路)を歩かねばならずその距離も長い。また,木造軸組み工法で考えているので,家の左右で柱と梁(バイクで言えばフレーム)の連結が階段の竪穴開口部が邪魔になってイマイチだ。やはり整然とグリッド状に柱と梁が連結できる方が強度が高いに違いない。
右側プラン:西ガレージ+南入玄関
「まぁ,これもありかな?」と思ったものの,ガレージが完全に家の内部に入り込んでいるので断熱面で問題ありそうだ(断熱材が増える=価格上昇だ)。いや,それ以前に,左下の部屋(洋室)が狭くなったため却下。

どちらも可能な限り長方形(構造的にも強いし)に収めて南側に敷地を残し,採光および車の並列駐車スペースを確保しようとしたのだが,それも限界か? 諦めて,もう少し南側を浸食してしまうことに決定だ。ただ,駐車スペースは削るわけにはいかないので庭が小さくなることに。

間取り決定 (2008-04-06)

...で,最終的には北西ガレージ+南入玄関の形で間取りは決着が付く。上で書いたとおり,ここからはガレージ部分のみを出すことにする。

ビルトインガレージ関連画像04平面プラン図ビルトインガレージ関連画像05入口付近プラン図

平面図右下にあるトビラが1階廊下とのトビラ。廊下とガレージ床面との段差は580mm程度あるのでステップが1段必要。また,道路とガレージ入口の間隔は1mで,ガレージ内床面は道路面より200250mm高くする。この程度の勾配ならバイクを押して中に入れられるだろう...そう,自走で入庫させるつもりは今のところ無かったりする。

朝練での活動が基本なので,出し入れにエンジンを掛けたままもたもたするのは避けたい。ご近所づきあいを考えると可能な限り騒音は控えたいところだからね。ということは,車の奥にあると押していくのが大変なので車と接触する危険性が...いやそれよりも単に面倒なだけ。上記仕様で書いた「道路に直接面しているように」ってのはこういう理由だ。

関連情報:バイク用ビルトインガレージを造るぞ! 第2章(工事)地鎮祭および基礎施工

それで価格は? (2008-04-19)

ビルトインガレージを実現させるという夢を,一気に現実に引き戻す予算という分厚い壁。ガレージ部分を基本プランに追加,みたいな形で決定した間取りなので,ガレージ施工がそのまま価格上昇につながることになりそう。一体幾らぐらいなのか? このあたりの情報ってなかなか落ちてないんだな(普通は最初から組み込んだプランで進めるだろうから)

どうでもいいことだけど,『壁を乗り越える』って言い回しよりも『壁を壊す』ってほうが好きだな。だって,壁をよじ登っても普通は天井に突き当たるから... だから,『分厚い壁』と書いてみた。 ところで,乗り越えるべき壁ってのはどんなものだろう? 『障壁』は『取り除く』ものだし,『乗り越える』ものは『障害』。 ひょっとして『断崖絶壁』のことか? これだと...『尻込みする』な,きっと

これについては,業者選定/工法/仕上げ/等々,によって変わってくるが,結論を大胆に言うと,この程度の広さであれば『坪単価分は覚悟しておけ』だ。

発注する側からすると『部屋じゃないんだからそんなに要らないだろ?』となるが,部屋じゃない事による減額要素って床構成部材が無いこと(木造の場合:束,大引,床下断熱材,下地,仕上げ板)だけで,その他の工事(基礎,壁,天井)は当然ながら全て必要だ。最悪,『壁については柱や筋交い,思い切って断熱材が見えてもいいよ(内壁はホントに省略)』という減額手段もあるがそれでは余りにもチープすぎるし,耐火性能面から不可能のはず? だから,『床の分だけでも減らせれば充分』と言いたいが,増額要素としてこんな声が帰ってくるに違いない...

でもお客さん,出入り口はどうするんですか?
ローコスト系の場合:『えっ,電動? まさか高級オーバースライディングドアなんてことはないですよね?(この貧乏人が何を贅沢に)...』
高級メーカーの場合:『お客様の家のイメージなら,最低でもこのくらいのクオリティを持ったドアを付けないとですね(しめしめ,これでまたがっぽりと)...』
そうそう,床ですけど,このままでは基礎コンクリートのままになりますが...
ところで,室内との間のトビラは? 勝手口みたいなアルミサッシでいいんですか?...等々

下の表が現時点での仕様と価格だ。内装仕上げ等のディスプレイ要素をケチってこんなものだから,その部分に凝り出すと...気が付けば,他の部屋よりも坪単価が高くなる...かもしれない...できるだけコスト意識を持って進めていかなければ。

現仕様によるビルトインガレージ部分の価格
各部仕様価格
天井ケイカル板

標準坪単価×3.63坪(12m2)−35万円

ちょっとだけ坪単価が安い

防火サイディング
土間基礎コン上にワイヤーメッシュ+コンクリートコテ押さえのみ
出入口電動シャッター W1800×H2000
室内側扉勝手口ドア
他設備照明×1,コンセント×1,換気扇(パイプファン)

ただし,発注先により全然変わってくる値だけどね。本計画の発注先は,坪単価で言うならローコスト系に属する業者だ。だいたいが『坪単価』って,バス・トイレ・キッチン等の高額設備が含まれていたり,どこまでの面積を計算に入れてるかが結構曖昧,な点があるのであくまで参考ということで。

強度的にはどうよ? (2008-05-03)

コスト云々で,見えるところばかりに気を取られて忘れられそうになるのが,構造強度だ。ビルトインガレージにすると,大きな開口部が必要とかの理由で,家の強度が弱くなると言われている...バイク用のたかが2000×2000以下の開口だがどうだろうか? まぁいいや,大規模地震がボチボチやってくると言われている地域だし,大きな開口部云々は別にしても耐震性は上げておくことにしよう。

耐震性を上げるための手段としては,免震構造制震構造(減震構造)耐震構造とかあるが,どれがいいのか? 免震構造についてはなるほどと思うものの値段が高い(しかもビルトインガレージになると,とてつもなく高くなる予感)制震構造はどうも好きになれない(ダンパー付けて減衰させるってのは納得できるが,そのためには家を変形させなければならない...,)ので却下。やはり庶民は耐震構造できまりだろう。

壁量計算による強度の確認 (2008-05-03)

木造軸組工法での耐震性を考える場合にシロウトが簡単に確認できるのが耐力壁の壁量計算だ。まずは,建築基準法で定められている(そもそもこれをクリアできないようでは建てられない)必要壁量をチェックしてみよう(下表の左側)。そもそも「建築基準法レベル」って,『大規模地震のときでも倒壊しない』くらいの強度。ってことは,崩れることは無いものの,地震後には使い物にならなくなっている可能性もあり,と考えなければならない。
そこで,通常の筋交いに加えて,構造用合板(と書いてあるけど,実際はダイライトを使用する)を全面に貼って強度を確保することにした。要するに,トラスフレームDUCATIが有名,国産ではTRX850とか)の表面に補強板を貼り付けて曲げ剛性を高めたイメージね。 結果,建築基準法レベルのほぼ2倍の壁量(下表中央)で施工することに決定だ。

建築基準法で必要な壁量これで決定耐震等級3?
ビルトインガレージプラン建築基準法レベル壁量
上段:1階
下段:2階
地震力又は風圧力の大きい方
ビルトインガレージプラン決定壁量1階:4991cm
2階:2818cm
※注

注:この「耐震等級3?」相当の数値は,自分で計算したので結果には自信無しだ。
その方法はビルトインガレージ部分を普通に部屋として1階面積に組み込んで計算しただけ。例えば,ビルトインガレージ部分を1階床面積に組み込まずに2階のオーバーハングとしても計算しても同じ結果になりそうだ。これで正しいんだろうか?

ただし,壁が頑丈になったぶんだけ地震のエネルギーはそのまま基礎へのホールダウン金物に剪断力・引抜力として伝わるので,その検討も十分おこなわなければならないとのこと。

シャッター選定 (2008-05-13)

工事は進んでいるのに,出入り口(シャッター)をどうするかが決まっていない。そろそろ決めないと納期のかかるものにすると間に合わなくなる可能性も?

手動それとも電動? (2008-05-13)

それで価格は?』項を踏まえ,コスト面を念頭に置いたまま,出入り口を慎重に検討しなければならない。基本は電動シャッターのつもりだけどさてどうするか...バイクの場合,車のような『車内からのリモコン操作で雨に濡れなくてらくちん』というメリットはない(そもそも雨の日には乗らない),この際コストダウンのために手動でいいのかも? 検証するために出撃&帰還時の様子をシミュレートしてみよう。

シャッター開閉時の動作シミュレーション
出撃 手動ガレージ内で装備を装着したら開錠し手で開く。道路までバイクを押して出したらシャッターを手で閉めて施錠
電動ガレージ内で装備を装着したらボタン操作で開く。道路までバイクを押して出したらシャッターをボタン操作で閉める
帰還 手動家へアプローチする最後のストレート(市道)でエンジンオフ&ニュートラルに(騒音公害最小化)。惰性でシャッター手前まできたら停止。ポケットから鍵を出して開錠し手で開く。バイクを押してガレージに入れたら,手で閉めて施錠
電動家へアプローチする最後のストレート(市道)でエンジンオフ&ニュートラルに(騒音公害最小化)。惰性でシャッター手前まできたら停止。ポケットからリモコンを出してボタン操作で開く。バイクを押してガレージに入れたら,ボタン操作で閉める

この微妙な差がやはり気になる。ということで,電動で決定

シャッターに強度が必要? (2008-05-24)

一般にシャッターと言われるものには『軽量シャッター』と『重量シャッター』があり強度が違うらしい。以前に,『軽量シャッター』を某所で採用して台風で吹き飛ばせた経験があるだけに強風時の強度は押さえておきたいところだ。

シャッターに必要な強度については,きっと『建築基準法施行令第八十七条(風圧力)』を流用すればいいんだろうな。その計算方法は『建設省告示第千四百五十四号:Eの数値を算出する方法並びにVo及び風力係数の数値を定める件』に記載されているぞ。この条項は,『外壁にかかる風の力を考慮して家の構造強度を決定しなさい。その場合の風の力の計算方法の定義は...』って部分で,シャッターに必要な強度と大差無いはずだ。詳細な内容については,施行令については『電子政府の総合窓口「法令検索」』,告示については『国土交通省webサイト「告示・通達検索」』で探しておくれ。

風圧力の計算に必要な式
風圧力(N/m2平均速度圧(N/m2)×風力係数令第八十七条
平均速度圧(N/m20.6×E×Vo2令第八十七条
建物が都市計画区域にあるかどうか,および軒の高さによって決まる値告示第千四百五十四号第一
Vo各地域区分による表から告示第千四百五十四号第二
風力係数風を受ける部位の形状による値告示第千四百五十四号第三

以上を元に計算をしてみたら

風圧力計算結果1
風圧力0.6×E×Vo2×風力係数=0.6×1.31×362×1.0=1018(N/m2)=1018(Pa)

になったぞ。この値は外壁に作用する風圧力計算そのままなので軒までの高さを考慮したものだ。シャッターそのものはそんなに背が高くないので,「シャッター高さ=軒高さ」と最適化して(ごまかして,とも言う),計算をやり直してみると,

風圧力計算結果2
風圧力0.6×E×Vo2×風力係数=0.6×1.19×362×1.0=925(N/m2)=925(Pa)

う〜ん,あんまり変わらないので,この値と各種シャッターの仕様『耐風圧』仕様を比べてみる。以下はざくっと調べた一覧表だ。

各種シャッター耐風圧
タイプ耐風圧(Pa)
普通の軽量シャッター(クリーム色のヤツね)500
高級感ただよう一般住宅用軽量シャッター(例:文化シヤッター『御前様』)500
普通の重量シャッター(工場とかに付いてるヤツ)500(あれ?)
普通のオーバースライディングドア(工場とかに付いてるヤツ)750(オプション:〜1750)
高級感ただよう一般住宅用オーバースライディングドア(例:文化シヤッター『フラットピット』)750

あのぉ〜...これからすると,工場用オーバースライディングドアしか選択肢が無いんだが... 心配になったので,『シャッター選定の際には風圧力を考慮する必要があるかどうか?』を某有名シャッターメーカーに問い合わせてみた。その回答は,

お問い合せの件につきましては建築基準法施工令第82条の5(屋根ふき材等の構造計算)に基づく屋根ふき材、外装材及び屋外に面する帳壁に関する風圧に付いての計算値と思われますが、この項目にはそもそも建具であるシャッターは含まれておりません。建物の構造計算上は、シャッターはその間口に設置されていない物として計算されております。
一方、軽量シャッターの最大許容範囲間口における耐風圧性能は社内基準に於いて500Paを確保する様に定めておりますが、前述の通り建築基準法と矛盾するものではありません。また、オーバースライディングドアには仕様として750Pa、1000Pa仕様をご用意しておりますのでご検討頂けましたら幸いです。

とのことだ。 う〜ん,突っ込みを入れたくなる回答だ。 まずは,「一体いつの法律を見てるの?」と突っ込みたいところだ。『屋根ふき材等の構造計算』は『第八十二条の五』ではなくて『第八十二条の四』だし。いやそもそも『施工令』なんてものはない...はずだがひょっとして業界内ではあるんだろうか?。ちなみに,『建築基準法施行令第八十二条の四(屋根ふき材等の構造計算)』は以下のとおり。

屋根ふき材、外装材及び屋外に面する帳壁については、国土交通大臣が定める基準に従つた構造計算によつて風圧に対して構造耐力上安全であることを確かめなければならない。

ここでの『国土交通大臣が定める基準』とは,『建設省告示第千四百五十七号:Td、Bdi、安全限界変位、Ts、Bsi、Fh及びGsを計算する方法並びに屋根ふき材等及び外壁等の構造耐力上の安全を確かめるための構造計算の基準を定める件』の「第八」に記載されている事項かな? その計算方法は,上記の『建設省告示第千四百五十四号』と同じだ。

そんなことよりも回答の趣旨そのものに突っ込みたい。ホントに『シャッター=建具≠外装材,よって法律で定める強度なんて関係ない。でも心配なんだったら強いのを付けたらどうよ』でいいの? 実際は外装材(外壁材料)よりも,内側が大きな空間になっているシャッターの方が条件は厳しい気がするんだが。せめて以下のような言い回しが差し障りが無くていいと思うのだが。

回答例

...
お問い合わせのとおり,弊社といたしましては,必要な強度を持った製品の取付を推奨いたします。 その場合,弊社の製品といたしましては,オーバースライディングドアに750Pa,1000Pa仕様をラインアップしておりますのでご検討頂けましたら幸いです。 しかしながら,法律には規定のない設備であるため,お客様ご自身のご判断により推奨品以外の製品を選択されている例も見受けられます。
...

まぁ,台風が勢力を保ったまま直撃するのが普通の地域で,台風通過後にはシャッターが飛び散っていたり曲がってたりすることがよく見られるので,無骨な工場用シャッターでも付けておくのが安全なんだが,さてどうするか...

各種シャッター価格比較 (2008-06-10)

選定のためには価格情報を集めないと。工務店にもらった各種シャッターの価格を比較表にしてみよう。どうも文化シヤッターが得意らしいので特記無き限り文化シヤッター製と思って欲しい。よって,大手メーカー製は一社だけなので情報としては偏っているかも。 ちなみに,文化シヤッター以外は,とりあえず自分で連絡を入れた後,脈がありそうなものだけ工務店に正規見積もりを依頼した。

各種シャッター価格比較(取付・配線工事含む)
品名価格差
(¥)
耐風圧
(Pa)
備考
軽量電動シャッター0500見積もりサイズはW2000×H2000,価格は¥156,000で,これをベース価格としての比較とする。
軽量オーバースライディングドア+286,000500製品情報:http://www.bunka-s.co.jp/products/shutter/overdoor/k_over_s.html
スチール製(アルミだと+20,000)。電動トロリー式。壁取付押ボタンSw付。カードリモコン付。
重量オーバースライディングドア+304,000750製品情報:http://www.bunka-s.co.jp/products/shutter/overdoor/over_s.html
スチール製t0.5mm。電動トロリー式。壁取付押ボタンSw付。カードリモコン付。
重量オーバースライディングドア+326,000750製品情報:http://www.bunka-s.co.jp/products/shutter/overdoor/over_s.html
スチール製t0.8mm(防火仕様)。電動トロリー式。壁取付押ボタンSw付。カードリモコン付。
パネテックス+350,000500製品情報:http://www.bunka-s.co.jp/products/shutter/panel/panetex.html
パネルシャッター(パネルが上部Box内に引き込まれるタイプ)
REMCO製スティールフラットドア+415,000不明製品情報:http://www.remcodoor.com/product/steel02.html
標準サイズから幅を切り詰めて製作する(費用¥31,200を含んだ価格)。パネルに断熱材入り。電動トロリー式。壁取付押ボタンSw付。カードリモコン付。
アイエム製フラットスチールドア???不明製品情報:http://www.imdoor.com/garage/
webサイトの画像を見る限りREMCO同一品。問い合わせたものの『販売エリア外』とのこと。サイトに記載されている『全国殆の地域』の言葉から外れているのにショックを受けたぞ。大阪支店からは2時間圏内なんだが...
フラットピット+530,000750製品情報:http://www.bunka-s.co.jp/products/shutter/overdoor/hulatto.html
一般住宅向け高級品。電動トロリー式。壁取付押ボタンSw付。カードリモコン付。
金剛産業製アルバード+761,000
(+486,000)
500製品情報:http://www.kongo.net/
見積書には『NET額は×70%程度』との記載があったので,下段カッコ内価格の可能性も。ただ,『特別なオプション無し』らしいので,リモコンも無いの???
※備考
『軽量電動シャッター』と『パネテックス』以外は,オーバースライディング方式。こいつの利点は,パネルがローラー支持のため高速かつ静かな開閉動作,ってところにある。朝練ユーザーにとっては必須の項目かもしれない。

シャッター決定 (2008-06-23)

以上が出そろったところで,ふるいにかけて絞り込んだのが下の表。

シャッター最終選定リスト
品名チェックポイント備考
価格外観耐風圧断熱性
軽量電動シャッター×××耐風圧と開閉音,開閉速度に問題あり
重量オーバースライディングドア×やっぱり見た目がね...
REMCO製スティールフラットドア耐風圧の問い合わせはスルーされたのかもしれない。拠点が関東なので後々の補修等の維持管理に問題あり
フラットピット×やっぱりかっこいいし,価格さえどうにかなればなぁ

各チェックポイントの中で,まず重要視するのが『耐風圧』かな? 自然の猛威には逆らえないので,強いものを選んでおく必要がある。 と言う事で,『軽量シャッター』が脱落だ。 ...この時点で追加料金が発生することが決定...

次にふるいにかけられたのが『REMCO製スティールフラットドア』。 断熱材入りなのは魅力だが『耐風圧』が不明なのが困りもの。 いや,それよりも後々のメンテナンスで問題が出てきそうなので脱落決定。

最後に残ったのは,『重量オーバースライディングドア』と『フラットピット』... この両者の違いは『カネ』と『見た目』。 果たしてどちらを重要視して選ぶべきか....悩んだあげく,『見た目』重視にすることに。 という訳で,最終的に『フラットピット』で決定。最大の懸念事項である『カネ』については,『未来の自分』にがんばってもらうしかない。

ところで...上の方でさんざん展開してきた『耐風圧』の問題はどうしたかって? 確かに計算結果による風圧力925Paに対し,選定した『フラットピット』の耐風圧は750Paしかない。 仕方がないので技術的な考察(こじつけ)を記載しておこう,

計算結果の風圧力925Paは,告示により地域毎に定められた値である風速36m/sに基づくもの。もしこれを32m/sで我慢できたとすれば(ヲイヲイ)

風圧力0.6×E×Vo2×風力係数=0.6×1.19×322×1.0=731(N/m2)=731(Pa)

となり,見事クリアだ?! もしふっとんだらそのときに補強を考えることにして,前述のとおり『お客様ご自身のご判断により』ってことでまとめようかと。

以下,『第2章(工事)』へ続く...

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