FSB800MHzに突入した今だからこそ購入したFSB533MHzのP4/2.66GHz。850Eチップセットを使ってる ASUSTEK P4T533-C で,いったいどこまで回せるか試してみよう。
まずは定格クロックで動作確認。いままではFSB400MHzのCPUしか持ってなかったのでFSB533MHz(外部クロック133MHz)にメモリが耐えられる(一応PC1066対応品だけど)か試せてなかったりするので要チェックだ....よぉし,クリア。PC1066ってのも嘘じゃなかったみたいだ。
さてここからが本題。いったいどこまでクロックをあげられるのかマザーボードのBIOS設定で試していこう。
外部クロック (CPUクロック) | BIOS メモリ関連設定 | 動作結果 | |
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Frequency Ratio | Turbo Mode | ||
133MHz (2.66GHz) | x4 | Enable | 当然クリア |
135MHz (2.7GHz) | x4 | Enable | 負荷の高いアプリで落ちる この程度のものなのかっ! |
135MHz (2.7GHz) | x4 | Disable | クリア |
142MHz (2.84GHz) | x4 | Disable | 負荷の高いアプリで落ちる |
150MHz (3.0GHz) | x4 | Disable | ブートせず。「メモリがありません」と言う 意味のビープ音が鳴り続ける |
150MHz (3.0GHz) | x3 | Disable | クリア...だけど遅くなる〜 |
とまぁ,メモリにウェイトさえ入れてやれば(これは悲しい。やはり最速設定で通るってのが基本だねぇ),最高クロックの外部150MHzまで楽勝で通ることが判明。やはりIntelのCPUの場合,10%のクロックアップマージンが最低ラインだよなぁ....
だけど,あまりにあっさりと通りすぎだ。ひょっとしてCPUの限界は遥か上にあるのでは? だけど,これ以上のクロックはこのマザーボードだと出せないし...
そういや,基本的な確認事項を忘れてたよなぁ....このマザーボードのクロックジェネレータって何が載ってるんだ?
う〜ん,ケースを開けないとチップの確認もできないのか。昔のまな板マシン時代が懐かしい(^^; ....確認した結果,このマザーボードに載っかっているのはICSの9250-37だ。早速データシートをダウンロードしてどんなクロックが出せるか確認しないと。
おっ? BIOSで設定できる150MHz以上にも,ちゃんと152・154・156MHz設定があるじゃないか。どうしてBIOSじゃできないんだ〜
ここはひとつ,面倒だけどジャンパー設定で出せないんだろうか。マザーボードのマニュアルとデータシートを見比べたうえで出たのが下の設定方法だ。
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さて,試してみることにしよう。当然のごとく156MHzで電源ON....
外部クロック (CPUクロック) | BIOS メモリ関連設定 | 動作結果 | |
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Frequency Ratio | Turbo Mode | ||
156MHz (3.12GHz) | x3 | Disable | クリア |
あっさり通っちゃったりする。これ以上はどうにもならないぜ。
...そんなことはないんだけど...昔使ってたFEXT-PLL97を引っ張り出してきて,原発乗っ取ってやればきっとできるんだろうけど勢いが続かないし,なにより,ウェイトかけたメモリで叩くより最新マザー&メモリを買った方が速そうだしねぇ(^^;;