今年で11年目の車検を迎えることになったインプレッサ。しかし,燃費の悪さとパワーの無さはどうしようもなく,この先も維持していくには微妙な状況...以下,『IMPREZA(LA-GG2)の部屋どなどな編』参照...で,庶民の車探しが始まった。
まずは,具体的な車種を挙げてディーラーに現物を見に行くところから始めよう。ホンダ好きとしては当然,フィットからチェックを開始しようと思う。
とりあえず後部座席に乗り込んで同乗者の居住性を確認するのが毎度のお約束(運転席はその車のキャラに合わせてきちんと作りこんでいるはずなので)。このサイズにしてこの空間は立派だ。
次は助手席に乗り込んでの試乗タイム。現インプレッサでは思わず「ガンバレ」と応援したくなる上り坂でも楽々走行可能だ。これだけパワーがあれば十分。で,明るい色の黄色(ちょっと緑っぽい)がいいってことで,見積取得完了。
個人的にはリアセクションがどうも気に入らないが,運転する人が気に入っているのでまぁいいか。
今日はトヨタへ。お目当てはプリウスとアクアである。展示車の後部座席に乗り込み快適度チェックだ。試乗車は出払っているということで,1週間後の試乗予約と見積を。
プリウスには明るい色はなさそうだが,アクアには山吹色があるのが高ポイントか。また,プリウスはちょっとお値段お高めで手が届かないか?
午後はプリウスとアクアの試乗なので,午前中に日産へノートを見に行こう。これまでみてきた中では最もコンパクトで,後部座席も若干狭い気がするが許容範囲か。また,ダウンサイジングエンジン+スーパーチャージャーの組み合わせはこれまで検討してきたハイブリッドとは違うが,世界標準の環境対応仕様である。
試乗の結果も良好,ピークパワーは現インプと変わらないが,低速から小気味よく加速していくぞ。個人的にはこれで十分な気がするんだが。で,色はピンクで見積だ。さすがにフル装備でもこれまでの中では一番財布にやさしい。これじゃダメなの?
さて,プリウスとアクアの試乗である。なんと,アクアは見積色の山吹色を用意しているではないか。営業氏,なかなか小技が効いてるね。プリウスは今までの中では車格が上な分乗りやすいが,少し大きいか。アクアは必要十分な乗り心地である。さて,プリウスは諦めてアクアに絞り込んで再見積だ。
これらの候補の中から最終決定をおこなうことにしよう。選定する上でのポイントを整理すると,(パワーはどれも必要十分なので項目外)
車名 | スタイリング | 燃費 | 価格 | 総合判定 |
---|---|---|---|---|
アクア | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★★★★★ |
ノート | ★ | ★ | ★★★ | ★★★★★ |
フィット | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★★★★ |
プリウス | ★★★★ | ★★ | ★ | ★★★★★★★ |
えっ,そうなるの? ノートがもっと高得点だと思ったのだが。ガソリンエンジンとハイブリッドの価格差をガソリン代の差で埋めるためにはかなり走り込まないとならない気がするんだけど。
なに? カーナビは俺が付けたら安いって? 確かにそうだが夏のこの時期にやらなきゃならないのか?
まぁ,スタイリングなんていう主観的な項目があるならしょうがない。10年以上乗ってガソリン代で元を取れるようにしてもらうってことで。
さて,営業氏に電話しよう。『今から店に行っていい? 条件を詰めたら発注しようと思うんだけど』
カーナビを付けたいという要請の元,調査をしに某カー用品量販店へ行き,現物を確認し,操作してみる。
とまぁいろんな項目を検討するものの,「自分の趣味できめるならカロッツェリアしかないよな」ということで,メーカーは決定だ。
次に機種の選定である。サイバーナビは高価なのでランクを下げて「楽ナビで十分かもしれない,いや,もったいないくらいだ!」と結論づけて,しかし,その中でも奮発して最上位のMRZ-099Wにすることに。そのポイントは,
といったところか。で,その調達方針は,
なので,オーナーさん,頑張って仕入れておいてね。
スペーカー付きのオーディオレス車なのでユニットの取り付けは簡単だ。コンソールパネルを外して一気に取り付ける。
取付完了後画像の左端に通信モジュールが取り付けられている状態が見てとれる。今回は隠さずに堂々と見える場所(というか,AQUAには隠すような場所がほとんどない)に,槌屋ヤック製「SY-A5 アクア専用USBポート」を使用して取り付けだ。
これは奮発して新品をってことで,カーナビの現物を確認しに行った某カー用品店で三菱EP-7311Bを購入。取付位置はAQUAの定番位置運転手の右ひざあたり。ここは見栄えを狙って,槌屋ヤック製「SY-A10 アクア専用 ETCカバー」を導入だ。
カバーにより見栄えはすっきりするんだが,この製品,透明カバー部分の組み込み方法がチープなので,膝が当たったりすると取れたりすることがあるのが難点。
たまにこの車に乗るとあまりの音の情けなさに唖然とすることがある。購入したグレードは4スピーカー車で,中高音が耳に届かないってからってこともあるかと,今回(前回は,『STEPWGN小細工その1 スピーカ増設』,『IMPREZAスピーカー取付を参照)も決算セール赤札品で仕入れてきたこのスピーカー。さっそく取り付けてみよう。
取付作業は手慣れたもの。あっという間に出来上がりだ。とりあえず,高音部が聞こえるようになったのでマシにはなったものの,やはり,最初から付いてるスピーカーが情けなさすぎる。
で,それよりもイヤな感じがしたのはこれ。
安っぽいスピーカーユニットにチープなドア内部構造。さてどうするべきか...