今回のテーマはデータベースソフトだ。サーバー内のデータベースにブラウザからアクセスしてデータの共有ができれば便利だね。さてどうしたものか...まずはシステム構成の再確認をしておこう。
サーバーOS | Winsows2000Server | なんのかんのいってもMicrosoftは偉大だ,簡単セットアップが嬉しいぞ(^^; それに全体的にはActiveDirectoryで構築されてるみたいだから他のOS入れると浮いてしまう(^^;; |
---|---|---|
Web サービス | InternetInformationService (IIS) | だっておまけで付いてるから(^^; まぁ,外部に公開しなけりゃセキュリティ云々も問題にはならないだろう |
クライアント | Windows2000 InternetExplorler | 上の理由と同じだ(^^) |
追加したソフト | ActivePerl | 「実験室 イントラ編1」で組み込んであるぞ |
データベースソフト? 有名どころは,Oracle,MicrosoftSQLServerといったところか。だけどこいつらは値が張るので簡単に手は出せないぞ。そこでチョイスしたのはMySQLだ。その理由は以下の3点。
さあインストールを始めよう。
http://www.mysql.com/からWindows版をダウンロードしてこよう。問題はいろんなバージョンがあるって事だ。安定版(Ver4.0),開発中(Ver4.1,Ver5.0)があるから大変だ。ここは,機能拡張と安定性を天秤に掛けてVer4.1にしてみよう。 手元の環境だけで使用するなら好きなバージョンで問題ないが,例えばレンタルサーバー上でMySQLを使用することを考慮するとレンタルサーバーにインストールされているものと同じバージョンにそろえるのが無難だろう。
mysql-4.1.3b-beta-win.zip(執筆時点でのVer4.1系最新版)を解凍したらインストールだ。インストールそのものはデフォルトでOKだ(c:\mysqlにインストールされる)。
c:¥mysql¥winmysqladmin.exeを実行しよう。ユーザー名・パスワードを聞いてくるがこれは適当なものでかまわない。その後,一瞬ウィンドーが開くがすぐにタスクバーに格納される(縦型信号機がアイコンだ)。アイコンを右クリックし「Show Me」を選択。次に「my.ini Setup」を選び,以下の4行を追加しよう。
これで,Windowsの通常文字コードShift_JISコードを標準使用に設定だ。追加が終わったら「Save Modufication」をクリックする。最後にMySQLを再起動だ(ウィンドー内で右クリック,「Win NT」,「Stop the Sservice」でMySQLサービスを停止。続いて「Start the Sservice」でサービスを再起動でOKだ)。信号機インジケータが青信号になれば設定完了だ。
また,環境変数Pathにc:¥mysql¥bin;が入ってなければ追加しておこう。
MySQLの操作の基本はコマンドプロンプトだ。「mysql」と入力してみよう。
とコマンド入力可能な状態になる(終了する場合は「quit;」だ)。
さてそれでは実際に使ってみよう,次のページへ進む