マツダAXELA(DBA-BLFFW)防音工事編

目次

このプロジェクトの目的【2014-11-30】

AQUAのドア内部
AQUAのドア内部
AQUAのドア内装ウラ面
AQUAのドア内装ウラ面

なぜかAQUAの画像から始まるが,AQUAにツイーターを追加した際にイヤな感じがした,安っぽいスピーカーユニットにチープなドア内部構造。これがすべての発端である。

「これじゃ,まともな音で鳴るはずがないよなぁ。」とネットを徘徊してみると『デッドニング』(とか『静音化』)みたいなキーワードと共に施工事例があふれている。「なるほど,そういう加工をおこなうと改善されるのか。それじゃやってみるか?」と考え始めたが,ちょっとだけ冷静になってみる。
  ~~ 燃費性能が売りのAQUAを勝手に重くして怒られないのか? ~~
確かにそれは危険だ。

一方,AXELAはと言えば,純正スピーカーでも不満がないレベルだったのでサウンド的には気にも留めてなかったのだが,騒音という観点から試しにオーディオを止めてしばらく走り込んでみると...
  ガ~(荒い路面) ゴ~(ちょっとましな路面) ガラガラガラ(前後を走るトラック類の昔ながらのディーゼルエンジン音)...
と,一旦気になりだしたらもうダメ。オーディオ鳴らしても,もう耳から外部ノイズが消え去ることはない...

それじゃ「音でごまかせば?」とボリュームを上げると,ドンチャカサウンドを車外にまき散らすバカ車になってしまうのが確実だ。

という訳で,AXELAの方で防音工事をやってみることに決定。はたしてネットに溢れている情報は本当なのか? 大げさに書いているだけなのか? 周辺に施工した人間がいないようなので自分でやって判断するしかないよな。

そんなことを言っても,測定環境を整えた訳ではないので,実際に騒音レベルを測定して比較する客観的な結果じゃなく,あくまでも自分の主観的な感想でしかない。よって,このページもまたネットに溢れている不確かな情報の一部になるのだが...

方針【2014-11-30】

施工の方針を車外側から順に書き出してみる。

場所(車外側から順に)施工方針材料調達量備考
外装鉄板 周辺の音の空気伝搬や自車振動を固体伝搬で受けたペラペラの外装鉄板は振動を始める(=音を出す)。よって,外装鉄板に制振材を貼り付け振動を抑える 日東電工レジェトレックス 500mm×1000mm:20枚 価格ならこれか?類似品ならもっと安いのがあるかも
外装鉄板と内装の間 外装鉄板を通り抜けた(振動を抑えきれない,未対策の部位がある)音を車内に入れないために,遮音材で音を反射させる三菱樹脂シャオンスター 900mm×10m:1巻 建築材料を安さで選択
外装鉄板と内装の間 遮音材も通過した音を車内に入れないために吸音材で吸収する。ただ,遮音しにくいそんな頑固な音(≒低周波)を吸収できる吸音材をこの部位に取り付けるのは難しい(その対策には,もっと低周波に強い高価な遮音材を使った方がマシ)。
よって,この吸音材は以下に記載する,内装を通じて到達する車内側の音を車内側に戻さないため,という意味が大きい。
3Mシンサレート 1000mm×1500mm:10枚 もっと安いニードルフェルトもあるが,水に濡れる可能性のある部分への設置も考慮してちょっと奮発
内装 自車振動の個体伝搬によるビビリやスピーカーの出す音を受けての振動(=音を出す)を防ぐため,内装裏側に制振材を貼り付けて振動を抑える レジェトレックス(上記)
ゴム系両面テープ
テープ50mm×15m:2本 場所により材料を使い分ける。

施工01:リアセクション』へ続く...