AQUAへのツイーター追加をきっかけに,なぜか始めてしまったAXELAの防音工事。リアから始めて、最後の仕上げとなるフロントドア回りの作業。はたしてどのくらい静音化するのか?
最後の施工となるフロントドアである。この部分が運転席での聴感に一番影響を与える最重要ポイントだが、そもそもオーディオの世界は,オカルト的な要素(各自の主観の塊)が多々あるので,理論を深堀りすることなく、いつものように勢いだけで適当に作業を進めていくことにする。
まずは内装を外した状態。しつこいようだが,今回もAQUAの画像も並べておく。この車は樹脂プレートでふさがれているので、ぺラペラのフィルムに比べサウンド的には優位ならしい。
まずは制振材料レジェトレックスをアウターパネルに貼り付けていく。レジェトレックス端部は,リアドアと同様にはがれ防止用にアルミガラスクロステープ(耐熱性があり,夏の高温でもはがれない)で補強だ。
次は吸音材の施工だ。こちらもリアドアと同様にオーディオテクニカ:アクワイエアブソーブウェーブAT7471P10を使用する。
スピーカーの真後ろへの吸音材重点配置とするものの,その他の部分についてはここでも野生の感に頼った貼り付けポイントにする。
続いて,ドアインナーパネル(鉄板)とサービスホールをふさぐ樹脂パネルの制振だ。スピーカーの音質改善を狙ってスピーカー取付部も施工する。
最後に内装材への施工だ。車内側から順番に,内装ビビリ防止のための制振加工,車内の反響音を低減させるのが主目的の吸音加工,ドアパネル側から車内への音の侵入を遮蔽するための遮音加工,としてある。
え~と、確かに外部からの騒音は少なくなった(気がする)し、スピーカーの音も切れが良くなった(気がする)。
これだけ内装をはがすことになるとは思ってなかったが、結構楽しい(かつ、苦しい)時間を過ごすことができた。
結果として、静かになったし、音もよくなった(はずである)。ただ、これをプロに任せてやってもらおうとは思わない(おそらく、同じことをやってもらうとウン十万円コースになるのではなかろうか?)が、次の車も自分でやるかといわれると...やるかもしれない...かなぁ...と、無意味じゃないことは確かである。