AXELA(DBA-BLFFW)防音工事編03【ルーフ】
目次
これまでの流れ
AQUAへのツイーター追加をきっかけに,なぜか始めてしまったAXELAの防音工事。リアセクション・ピラーと作業を終え,今回はルーフの作業を実施する。はたしてどのくらい静音化するのか?
施工03 ルーフ【2014-12-07】
今回はルーフの作業だ。ルーフ内装を取り外す際の注意点は,内装裏面に貼り付けられている配線くらいだろうか?
- 車体左側配線(天井照明・フロントガラス部センサー用)は,左Cピラー付近のルーフ内にあるコネクタと,フロントガラスセンサーの部分を外せばOK。配線と照明ユニットはルーフと一緒に取り外し可。
- 車体右側配線(用途不明)は,右AピラーからCピラーまで1本ものでコネクタが無く,内装裏面と吸音材に挟み込まれて接着されているので接着をはがさなければならない。配線は車体側に残ったままになる。
ルーフ内配線:左側
ルーフ内配線:右側
作業実施
きれいさっぱり,鉄板だけのルーフだ。これに制振材を貼り付ける。この部分は,真夏の日光を受ければかなり高温になる部分であり,その場合,粘着力が落ちて剥がれ落ちる危険性があるのでガラスクロステープで補強するのがいいらしい。で,画像を冷静に見直してみると,エア溜まりみたいに見える部分があるぞ。だとすれば危険だ。きっと夏にはエアが膨張して膨らんでくるに違いない。
また,この部分には遮音材を取り付けずに吸音材とした。『いかにも重心が高くなりそうだ』とか,『重たいものをさらにぶら下げてますますはがれやすくなるんじゃ?』なんて,冷静な判断(? 単に面倒なだけだったのでは?)をした訳だが。
ルーフ施工まとめ
ルーフ内装を外すにはABC各ピラーのカバーも外す必要があるので結構な時間が必要。施工・復旧まで含めて7時間以上のコースだった気が(ピラーへの施工時間も含む)。
- 所感
- 雨粒がルーフに当たる音『バラバラ』が『ポッポッ』とほとんど聞こえなくなった。ケチらずに遮音材も入れておけば完璧だっただろう。ただし,ガラスに当たる雨音は変わってないので,今まで全方向から聞こえていたものがガラス方向からだけに集中し,逆に今まで以上に気になるかもしれない。
- 先のリアセクションの施工も合わせ,車体後部からの音が激減した。運転席に座ると頭の上部から後方にかけての気配(暗騒音)が少なくなっていて違和感を感じる。極端にたとえるなら『聴力測定用の無音ブースに入ったみたい』と言えばわかってもらえるだろうか?(周辺が静かな環境の場合)